2009年10月08日

凶悪

 黄昏時、住宅街で、カタツムリが4台のパトカーに囲まれていた。
 闇の中に、カタツムリの姿がパトランプの断続的な光に中てられて赤く浮かび上がる。
 何をしたんだ。

 十数人の警察官が薄いうずまきを中心に取り囲んでいる。
 関わりは無用かと思ったが、あまりに異様な光景だったのでどうしても気になって、ひとりの警官に尋ねてみる。
「ここで何があったんですか」
 警官は緊張した面持ちで、こちらを視ずに、見開いた目をカタツムリから離さずに言う。
「それが……、本官にもわからんのです」

 不憫になったが、もう少し聞いてみた。
「これからあのカタツムリ、どうするんですか」

「それが……
 それが、どうしたらいいか、全くわからんのです。」

 わからんのです……。うわ言のように繰り返す警官達を残して帰路に着いた。急に馬鹿馬鹿しくなったのだ。


 帰ってからも、どうにもやるせない。博士に聞いてみた。博士なら何か知っているかもしれない。
「博士、これこれしかじかだったのですが」
 博士は暫く話を聞いていたがみるみる沈痛そうな顔になり、窓の傍で遠く夜景を見ながらこう尋ねてきた。
「ノウノ君……、カタツムリが普段どんな感情を抱いているか知っているかね」
 そんなこと、考えたこともなかった。カタツムリが何を考えているかだって? 草ばっかり食ってるカタツムリが? 三日寝ることもあるカタツムリが?
「感情、ですか。分かりませんね」
「分からない、か。相変わらず君には想像力の欠片もないな。君の真理の求道者としての悲劇はそこだ」

 博士は、それはたった一つ、と前置きしてからこう言った。

「それは、祈りだよ……」

 祈りだよ……。博士は俯いてそう呟き続ける。
 全員集めて説教してやりたい気分になった。
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2009年10月11日

長野1

 長野に行ってきた。楽しかった。
 お寺などの名所などは一切撮らず、面白い看板とかばかり撮影していた。

不敵でさえある
盗賊か

 これは千葉だが。
 道路工事で撤去される前の信号。盗賊のような有様になってしまっていた。
 あたかも信号に見守られるようにして出発。旅気分。

占拠
2F以降は悪のたまり場

 1階はアトリエ岡さんのものだが、あとは全て地元のチンピラに占拠されている。
 北斗の拳的な世界観か。

け
加とちゃんけ

 かと思えば、カトちゃんぺ、と被せたかのような悪ふざけみたいな店も。
 読み方は、加とちゃん『け』でいいのだろうか。

 だとしたらちょっと腹が立つ。

麺's
麺's

 麺's。メンズ。
 かっこ悪いのが一周してかっこよくなって、もう一周してかっこ悪い。
 ばつの悪いかんじ。

枯れ木も山のにぎわい
てんやわんや

 言いたいことはあるのかもしれないが、何が言いたいのかはさっぱりわからない。
 もの凄いことが書いてあるのかもしれない。



 なんかイメージの悪い写真ばかり載せていますが、長野駅の周りはとても開けたところで、お洒落な店もたくさんあったことを加えておきます。長野の人、怒らないでね。

(次回に続きます)
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2009年10月13日

99の思い出と3円への呪い、今爆発す。そして訪れる急激な虚脱

 ちょっと前の思い出なんだけれど、ショップ99で買い物をしてたら、おにぎりに50円引きのシールが貼ってあった。
 これは安い。だって49円だもの。

 49円!!
 ちょっと聞いてくれ!

 ご飯一杯の価値をご存知でしょうか。あれは一杯50円だそうです。おにぎりは少し小さいけど、具材も海苔もついてて49円。これは買いだ。丁度ご飯も炊いてなかったし・・・、などといいながらレジに行くと、

「54円になります」

 ん? 何かおかしいな? 
 49円に、消費税がついて……51円じゃないの?
 聞き返したんだけどどうやら間違いないらしい。

 だって
・99円から50円引き
→商品の値段は49円
→消費税は2円で51円

になるんじゃないの? と聞くと違うと言いよる。
 下記のようなことを言いよる。
・99円に消費税5円で104円
→50円引き
→54円

 百歩譲って99円の商品に消費税5円をつけるのが正しい行為だとしよう。でもそこから50円引いて消費税は5円のままだって? じゃあ消費税の差額3円は何に対して払ってるの。誰に納めるの? ワイナリーで寝かせたワインが蒸発して少しだけ少なくなる「天使の分け前」のようにどっかのおっさんが貰っているの?
 99グループが貰ってんだろう?
 よし、わかった。ではそこに立ちなさい。

 歯を食いしばりなさい!

 と言うようなことをレジの兄ちゃんにやってもしかたないので勿論やらなかったが、凄くずるい事をされた気分で胸糞が悪かった。レシートにも明記されていたので、あれはシステムとして全店舗に浸透しているようでした。あれは誰に聞けばよかったんだろう? 

 そう思っていると99shopはローソンに吸収され、そこではもう潔く全商品105円になったのだった。それでいいんだと思う。ややこしいもんね。

 そんでついでにいうと、この出来事は1年位前のことなのだった。
 1年くらい前の3円の出来事で今になってこれほど怒る自分に対して、恥ずかしいとは思うが、それ以上に自分かわいい。目の中に入れても痛くないし、目の中にするすると足まで入って体全体を入れ、目の穴だけがぽかんと中空に浮くだけの生命体になり最後には瞬きをして消えてしまいたい。
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2009年10月15日

トルシエ3

 トルシエはすぐ更新できるから楽だ。
 今度から簡単な説明も付けてみます。蛇足になるようならやめよう。


・トルシ絵
 よくみるとトルシエが浮かび上がってくる不思議な絵


・ゴルジ隊
 ゴルジ体たちが、地球のために今立ち上がる!


・角煮を積む
 子供の頃、親が帰るまでそうして過ごしたっけ


・フレッシュ病
 大統領! 市民がどんどんフレッシュになっていきます!


・ヨドバシポイントカード地獄
 ポイントが雪だるま式に増えていく……保証まで……


・まむしパブ
 サラリーマンとまむしのいこいの場所、まむしパブ


・大天使 島耕作
 読んでない間に、そこまで出世したのか!


・トルシ柄
 ゴツゴツしてて持ちにくい
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2009年10月18日

わさび農園(長野2)

 引き続き長野観光の思い出を貼っていきます。


呪術
呪術

 封印してるのか。

 民家の庭にあったけれども、多分家族間で呪術的な争いが勃発しているのだと思う。アフリカとかそんな感じらしい。

 写真を撮るのにやけに緊張した。今までにない不思議な汗をかいた。

 次は道の駅での野菜販売所での一枚。

モロッコ跡
モロッコ跡

 どうやらここにモロッコがあったらしい。この棚にひとつの国家があったかと思うとドキドキする。

 と、写真を撮っていたら、みんなに「それはモロッコ原産のインゲンのことだよ」と指摘された。
 俺の、俺の夢が……。


 観光らしい観光もちゃんとしている。次はそんな一枚。

わさび畑
一面のわさび

 大王わさび農園というところに行ったのだった。わさび畑が延々と広がる。駐車場には延々と車が並ぶ。物凄い人の数だった。人とわさびどっちが多かっただろうか。
 水が綺麗なのが印象的だった。川を下ると、透明で緩やかな水の流れを見ることが出来る。水底からの対流が水面で盛り上がっている。水は冷たい。
 わさびも少し試食したけれど、甘みがあっておいしい。

 そこに素敵な像があった。

こもれび
こもれび

 おっぱいポロリ、わさびをつまみ、そしてこもれびと言うタイトル。
 100点だ。
 完璧と言う言葉は、この像のためにあるのだろう。


 また行きたいな、長野。
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2009年10月25日

風邪ソリッド2

 風邪を引いた。
 かなり熱が出ている。この辛さはインフルかもしれない。今年のインフルは放っておくと死ねる。何か手を打たなければ。
 というわけで、僕はまた風邪を治すための旅に出た。

 マンハッタン沖に浮かぶ巨大海洋除染施設、ビッグシェル。この施設がテロリスト達に占拠されたという知らせを受けて、僕はこの建物に潜伏した。彼らは視察に訪れていた大統領を人質にとり、現金300億ドルを要求し、要求を呑まなければビッグシェルを爆破すると言う。
 しかしこの事件の裏には、何か別の思惑が見え隠れする。
 生々しい汚染の傷跡が残るきっかけとなった、2年前のタンカー沈没事件。この事件の裏に、ある兵器の存在が浮上した。

 メタルギアだ。

 シャドー・モセス島で行われていたメタルギアの実験結果、そしてメタルギアの設計図は、シャドー・モセス島事件で世界各地に広まり、世界中でメタルギアの亜種が誕生することになった。
 結果、合衆国の核における優位が揺らぐことになる。核とメタルギアの溢れた世界で、世界一の大国は恐怖に慄いていた。
 そこで開発された新型メタルギア、「RAY」の試作型がこのタンカーに搭載されていたという情報があったのだった。

 タンカーの沈没により大量に発生したダイオキシンなどの有害物質による有史最悪の環境汚染に対して建造された環境保護のシンボル、ビッグシェル。しかしアメリカが本当にRAYを開発していたのであれば、このプラントが環境汚染対策のためだけに2年に渡って稼動しているはずはない。

 そして「サンズ・オブ・リバティ」を名乗るテロリスト達の首謀者は自らをシャドー・モセス島事件の英雄、ソリッド・スネークと名乗るのだった。彼らの目的とは……。

 正六角形型のビッグ・シェルの各脚に取り付けられたC4爆弾。その解体をする間に組み立てられていく真実。なんとこのビッグ・シェルの正体は、メタルギアRAYを20機以上も保有できる軍事施設、「アーセナル・ギア」だったのだ。

 この施設がテロリストに乗っ取られてしまったら、アメリカが、いや世界中が、核の炎に脅かされることになる――。

 熱でよく分からなくなっているし、これをかくために調べ物をしてて膨大な設定を読んでクラクラしてきたのでこれで終わります。今年のインフルはやばい。
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2009年11月10日

キーボード洗浄

 キーボードがベタベタしてきた。もう5年も使っているキーボードだ。
 カバーをずっとつけていたのだが、カバーに覆われていたところがベタベタしている。ウェットティッシュで拭いてもまだベタベタする。おかしい、カバーしていたのに。
 どうも人に聞くとカバーの樹脂が溶解してキーボードに癒着してしまうらしい。
 何のためのカバーなのだ。

 キーボードを買い換えると安いものなら秋葉原で1500円強。
 カバーだけ買い換えると専用カバーで1500円強。
 何のためのカバーなのだ。

 どちらもなんだか馬鹿馬鹿しいので、初めてキーボードを掃除することにした。マイナスドライバーでキートップを剥ぎ取っていく。思っていたよりもプルプルと取れていく。壊れないかと心配だったのだが。

 そうしてキートップを集めたのがこちらです。

キーボー丼
盛り付け例

 わぁ、おいしそう。などと独りごちて再び作業に戻るのだった。こういう作品を以前先輩のTさんが展示していたことを後になって思い出した。Tさん、いつもあなたの後ろを追いかけています。
 ひとつを取り出しては中性洗剤で一つ一つ丁寧に洗ってゆく。結構時間がかかったが、全部洗い終わった。全部出来た状態がこちらだ。

完食
ごちそうさま

 あーおいしかった。
 などとベタなことをこなしていく。
 洗った後は一つ一つ拭いて水気を取る。隙間に水が溜まっているので、口を下にして振って水を切るとよい。

 ちなみに、キートップを外した後のキーボードはこのようになっている。

ぶつぶつ
巣穴の様子
 
 虫がいっぱい住んでいそうだ。
 埃が溜まっているので綿棒で掻き出していく。虫はいなかった。

 さて、後はキートップを嵌めていくだけだ。記憶を頼りに一つ一つ埋めていく様はちょっとしたパズルのようだ。案外視覚では覚えていないが、手を実際に動かすと手が覚えていて間違いを発見できたりする。NUMキーの四則演算記号までピッタリ合っていたときは恐ろしかった。
 不安な人はデジカメなどでキーの並びを撮影しておくと困らないそうだ。
 なお、キートップを無くしてしまった人は、将棋の駒に附属している白紙の駒を加工して代用するといい(嘘だ)。

 完成したキーボードはこちら。さぁ、使ってごらん。

完成
ジャーン

「あら? このキーボード、押したキーと違う字が出てくるわ。間違えて取り付けてるんじゃない?」
 よく見てごらん、ほら。

みてごらん
あ・い・し・て・る

「もう、バカ……。大好き!」

 などとベタなことをやってから、再び配置を整えて作業は完了だ。どうでもいいが、この写真でそれぞれのキートップの高さが微妙に違うのが分かる。結構細かく作られているのだ。
 掃除の最中は楽しかったが、しかし後日冷静になってこのベタなギャグの写真をPCに送り、赤線を引くなど加工してからアップロードし、さらに見飽きた写真を見ながらボソボソと日記を書く時の気持ちをあなたは想像できるだろうか?
 地獄さ。

 万感の思いで掃除したキーボード。肝心の使い心地は?
 まだベタベタしていた。
 カバーのアホ!

 ベタベタしたキーボードと地獄を胸に抱えて、これからも生きてゆく。
タグ:ノウノ
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2009年11月13日

ククリ

ククリ

 掃除していたら魔法陣グルグルの10巻が出たので読んでみた。
 相変わらずいい。というわけでザクザクとククリを描いてみた。

 そういえば、10巻は持っていたほうがいいと思って10巻は買ったのだった(こういう買い方をよくする。寄生獣は8巻を買ってください。ぼのぼのは13巻がたしかよかった)。

 魔法陣グルグルは小学生の時に連載されていただろうか。アニメにもなっていた。少年に「恥ずかしがらなくてもいいんだよ」ということを教えてくれる漫画だったと思う。
 10巻ではヒロインであるククリが悪魔になってしまう。ククリは同じく旅に出た主人公のニケに反抗し、凶暴になり、理不尽に暴れる。
 でもそれは特別な呪いの状態ではなく、女の子の誰もが持っている一面なんだよ、と作中では語られている(気持ちの悪いおっさんによって)。女の子には優しくしなきゃ、と彼(おっさん)はいうのだ。この作品はそういうことを何でもおっさんにこそ語らせる。理由は後述。
 ククリがまた絶妙なキャラクターに描かれている。キレイすぎず(キレイだと少年は萎縮してしまうから)、でもかわいく。感情表現が上手すぎず(上手すぎると女の子がリードしてしまうから)、かつ主人公のことが好きだとハッキリ分かる(ハッキリ分からないと少年は一歩を踏み出しかねてしまうから)。
 今読むとはっきりと分かるのだが、そういうテーマで描かれていたんですあれは。
 グルグルを知らない人、付いてきてますか? ちょっと僕は今キツイ人か?
 はいまだあと半分ありまーす。

 ギャグのほうもピカ一だった。今読んでも間違いなく面白い。
 何が恥ずかしがらなくてもいいのか。恥ずかしいことを言う事を恥ずかしがらなくてもいいのだ。
 衛藤ヒロユキ先生がギャグの衣に包んで少しも押し付けがましいこともなく、はにかむ少年の背を押している。そんな漫画だ。例えば余りにも恥ずかしい場面になると、ギップルというキャラクターが現れてクサいクサいと叫ぶのだ。そしてまるで安全弁のようにそういう空気を解消して去ってゆく。ギャグを照れ隠しに使ってしまう。ギャグなんだから、面白いんだから、恥ずかしくない。
 先ほども触れたことだが、作品の中で恥ずかしい「まとめ」にあたるセリフは大抵気持ちの悪いおっさんに語らせている。こんな奇怪なおっさんがこんなに恥ずかしいことを言うなんて。恥ずかしいから、面白い。
 グルグルとは恥ずかしがり屋の少年、例えば好きな子をつい苛めてしまうような不器用な子供のための、やさしい漫画だった。昔は純粋に楽しいと思って読んでいたが、それでも10巻を覚えていたあたり昔の自分も何かを感じ取っていたのか。

 そんな漫画を読んでも結局僕の恥ずかしがる癖は治らなかったが、それとは関係なしに面の皮は厚くなった(ふたつは似ているようで大きく異なる)。
 ククリ、いい子だったな。善良という意味ではなく。
 そして女の子とは大抵がそういういい子なんだと思う。
タグ:ノウノ
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2009年11月19日

平目と話す/冒険のはじまり

・バーで平目に会った。
 平目はマティーニを飲みながら「鰈になりたいんです」と言っていた。
 目の位置が違うだけじゃないか、と言うと。それが辛いのだと泣く。カレイのような目になりたい、とひたすら言っている。手術をしようかな、と零しているので、そこまですることは無いだろうと言ったのだが。目の位置を変えても、体の向きが変わらないから色々不都合があるんじゃないのか。
「あなたには僕の気持ちは分からないんでしょう」と平目は言う。実際理解できるはずもない。掛ける言葉なんて見つからないのだ。
 バーを出てから、あれはバーじゃなくて魚屋だったのではないかと思ったが、僕は魚屋に何をしに行ったのだろうか。酔っていて分からない。

・夜道、自転車で転んだ。思い切り。
 坂道を降りたところに、真っ暗な中に黒いポールが立っていたのだった。黒いポールだなんて、罠と一緒じゃないか。千葉市は何を考えているのだろう。
 自転車はポールに正面衝突し、僕は慣性で体が持ち上がって自転車の上に被さるように落下した。ハンドルに体重の殆どを掛けて胸骨をうちつけて、ヴゥェッ! のような、柔術家が放つような奇っ怪な声を出してしまった。
 すぐに立ち上がったが衝撃で息も出来ない。苦しい。そのすぐ近くの闇の中で、不意に気配がした。闇の底から柔術家の姿が浮かび上がる。
 あなただったのですか!
「うむ、今の呼吸じゃ!」
 そうしてレベルが上がった。

・分譲マンションを見学に行ったのだが、ふもとに公園があって、そこにとろみのある噴水があるのだという。横に20メートルほどもある巨大な噴水で、触ってみると確かにとろとろの温かい液体が流れているのだった。購入しようかな、と思う。
 説明に来ていた不動産会社の人が、ここはチャラと浅野忠信が若い頃に住んでいたマンションなんですよ、と何か懐かしく輝かしいものを眩しく思い出すように言う。
http://www.youtube.com/watch?v=-R5JTfVI_88
 やっぱりやめることにした。

・今更ドラクエを買った。
 ドラクエはこの度「すれ違い」という機能を設けていて、ドラクエのソフトをDSに入れた状態で他のプレーヤに近づくと、宝の地図を交換できるのだ。
 だが、すれ違う人すれ違う人がどうも地図以外のものを渡してくる。
 開いてみるとオセロ中島のバストアップの写真だった。
 ドラクエの世界観にオセロ中島が入り込んでいっているのだろうか、それともオセロ中島の中にドラクエの世界観が入り込んでいっているのだろうか。
 謎が深まる中、冒険が始まった。

・肉食系男子、草食系男子というのが流行っているが、
 リンパ系男子というのはどうか。
 なにがどうなのかと言われるとよく分からないがどうか。

・幽霊は信じないが、失われたものが生きる世界がどこかにある気がする。それは別の宇宙のような所で、別の未来が広がっているのだ。
 だからこそ僕は墓も位牌も本当には信じない。鍵ではあるが扉はない。
 その世界ではリンパ系男子が流行っているかも知れない。ちょっと嫌だが。
posted by ノウノ at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

セガール

スティーブン・セガールの新作映画の邦題を公募しているらしい。
「沈黙の××」の××の中身を募集しているのだ(リンク先、音が出ます)。
 セガール、考えてなかったのか? しっかりしなよセガール。心配しなくても映画の中ではセガールはしっかりやっているだろう。
 どうも英語の題は「沈黙の」ではないようだが、邦題は「沈黙の〜」で揃えているらしい。そろそろネタが切れてきたのか。もう募集すればいいじゃないっすか、という空気さえ感じ取れる
 幾つか××の中身を考えてみた。

・沈黙の帰宅
(色々あったけど、失敗して死んでしまうセガール)
 いいじゃないかこういうベタなのを入れても。

・沈黙の艦隊2
(沈黙の艦隊にしたかったけど、もう漫画がある。じゃあもう勝手に続編ってことにしちゃおう)

・沈黙の目覚まし
(目覚ましが壊れて鳴らなくなってしまい、遅刻しがちになってしまうセガール。今日も遅刻をしてしまうのか!?)

・沈黙の臓器
(肝臓のこと。忘年会シーズンと日々のストレスで連続飲酒に陥ってしまったセガールの肝臓がだんだん弱っていく話。
 見所は、コーラのような黒い小便と真っ白な大便が出た時のセガールの驚愕と嘆きのリアクション。名演が光る)

・沈黙の携帯
(携帯を買ったはいいけれど、誰からも連絡が来ないセガール)

・沈黙の行司
(二人の横綱が塩を撒き、ついに雌雄を決する時が来た。だが、お互いに見合っているのに行司は「ハッケヨイ、のこった!」の合図を掛けようとしない。一体どうするのか、千秋楽の行方は――というシーンが延々2時間に渡って続く話)

・沈黙のマイミクシィ
(最初はみんな日記とか書いてたのに、そのうち段々ログインしない人が出てきた。ちょっとさみしいセガール)

 ちなみに公募の賞品はPS3で、選ばれなかった人は抽選で50人が500円分のQUOカード、1000人がDVDのクレジットに名前が載るそうだ。抽選の方から一気に景品のランクが下がっている、などと口にしたらセガールに酷い目に遭わされそうである。
タグ:ノウノ 映画
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2009年11月23日

冬が来る。そして小さな祈りを

 携帯電話を換えてから、カメラがよくなった。
 多少曇り空で暗くても光量不足になりにくい。嬉しいので散歩をする。
 そして、帰ったらたまには普通の日記をつけようなどと考える。

 で、まあゲームセンターに行ったのだ。いきなり光量の関係ない場所で恐縮である。戯れにUFOキャッチャーをしてみた。多分1回じゃ無理だろうと思って、500円入れて3回挑戦する。すると2個取れた。景品以外の何かもつかみかける。
 取れたときのことは考えてなかった。鞄も持ってきていない。仕方ないので手に持って歩くことにする。
 コリラックマを2個手に持って歩く男がひとり。僕が他人だったら警戒レベルを2つ位上げるだろう。恥ずかしい。

 だが内心嬉しく、記念に写真を撮った。

フォトジェニック

     竹
 竹・コリラックマ・コリラックマ
          竹・竹

ひしゃくとフォトジェニック

 コリラックマ・ひしゃく・ひしゃく・コリラックマ

 満足した。
 ひとつはそなえて、ひとつはに誰かにあげよう。

だけど寂しいこともある

 カメラが良くなっても撮るのはまぁ大抵こんなもんだ。
 「ステルナ」がカタカナなのがいい。

 外は雨が降りかけている。少し寒い。
 動物の気配はしない。こんな日はたくさんの動物はどこに隠れているのだろう。
 都会の色々な隙間の下に生き物は蠢いているのか。

 と思ったら、猫がやってきた。猫はこのくらいなら活動している。
 人なつっこい猫で、ぐいぐいと近寄ってくる。なので却ってレンズからはみ出るし焦点も合わない。ぐいぐい押してくる。

猫、来る

 ぐいぐい。

猫が猫が

 ぐいぐい。

猫がー

 ぐいぐいぶつかって来る。

ガッ

 はいガッ。

撮れた

 暫く喉を撫でていると落ち着いたようだった。すかさず写真を撮る。
 満足して他の写真を撮ってから振り向くと、ふっと消えていた。

 そういうものだ。


 ――ああ。
 ああ。
 冬が来る。
タグ:ノウノ 散歩
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2009年11月29日

巣鴨を求めて

 池袋から巣鴨まで。
 とことこと歩いた。暇だったからだ。

 食事を取った後、同行の友人と、
「巣鴨がいいかもしれない」
「あそこは老人の原宿だから、相対的に若返るかもしれない」などと下らんことをぼつぼつと話しながら歩いていく。

 と、不意に周囲が見たことのある景色だということに気がついた。
 昔、付き合っていた女の子と喧嘩別れをした場所だったのだ。自分に力を与えてくれる場所がパワースポットだとしたら、ここは逆パワースポットだ。出発点から一気にいろいろ思い出してブルーになり力が抜け、因縁を感じた。この散歩には実は重要なテーマがあるのかもしれない。
 何かを探さなければ。答えが巣鴨にあるかどうかは分からないが。

 とりあえずどんどん進んでいくことにした。
 使命感めいたものから、一生懸命写真も撮った。

ん


 いきなり終着点のような場所を見つけてしまった。
 スナック「ん」
 電話帳の掲載順を最後にしたかったのだろう。
 でもそれなら「あ」にして最初を狙ったほうがいいのではないか。
 
サード
サード

 祭りのポスター。
「いちょう祭りIII(サード)」、ルビが振ってある。
 前回はセカンドだったのだろう。
 誰だ、誰が立案したのだ。

都電
都電は走る

 花の傍らを都電が走り抜けてゆく。

新幹線
新幹線つばめ

 エアコンの室外機の傍を、新幹線つばめが走り抜けてゆく。
 小人とポストに向かって。

もちつき大会
もちつき大会

 住宅街を暫く歩くと、もちつき大会が開催されているという町内会の掲示を発見した。
 ふむ、などと言いながら流し読みしたのだが、暫く歩くと同行者がおおと声を上げた。遠目にもちつき大会を発見したのだ。
 全長10mくらいの小さな大会だ。よく見つけたものだ。もちをついている最中なのか、ドンドンと威勢のいい音と、歓声が上がっている。

 たどり着くと、どうやらその瞬間に大会は終わったらしかった。
 間が悪い。

 近くの駐車場で子供がベーゴマをしている。はずみ車を使った射出機を使ったベーゴマらしい。それを撮ろうとしたら片付けて帰り始めてしまった。
 間が悪い。

 せめて餅を買おうと思ったら、直前に売り切れていた。
 間が悪い。

 なので、近くにあった小さなパンジーを撮った。

 綺麗だろ?

多元存在よさこい
よさこい世界へ到着

 とことこと歩いて、やっと巣鴨のあたりに到着したと思ったら、いきなりよさこい踊りが展開している。「老人の原宿」とは時々聞くが、本当におばあちゃん達が絨毯みたいにとげ抜き地蔵に向かう通りを歩いている。地図を見る前に道が分かった。そしてよさこい。毎日こんな感じなのか。

 よさこい踊りって何だろう。日本はよさこい踊りに満ちている。色んなところによさこいの団体がある。実家でも見たし千葉でも、遠くでは岩手でも見た。よさこいは空間を越えて日本各地に同時に存在するものなのか。

 ファーストインパクトはかなりパンチの効いたものになった。どうなる巣鴨。
 巣鴨内部の様子は、次回に続きます。

posted by ノウノ at 23:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

したたかな巣鴨、そしてとげぬき地蔵への道

前回までのあらすじ)

 逆パワースポットからついに巣鴨に到達した一行。
 いきなりのよさこい踊りにテンションは高まる一方。
 巣鴨内部は一体どうなっているのか?


 よさこい踊りを見ていたが、ふと後ろの薬屋を振り返ると、不思議な広告があった。

頼もしすぎっす
口臭3日。

 力強えぇ。
 そして、情報が少ねぇ!
「口臭3日。 体臭6日。」以外は何も書かれていない。
 材料も、成分も、産地も、メーカーも、飲み薬か塗り薬か貼り薬か、いや、薬なのかさえ書いてない。
 でも、3日で治るよ、6日で治るよ、ということは硝子が震えるほどに伝わってくる。
 あまりの言い切りっぷりに、(というか、治るとすら言っていないのにその自信に)ついフラフラと寄って行ってしまう。気になる。あそこにはどんな商品があるんだ。

 その下には……、保湿靴下と脂肪対策の薬があった。口臭の薬ないじゃん!



 結局何も分からないまま、フラフラしながら一路とげぬき地蔵商店街へ。
 これが非常に歩きやすい。
 決して人は少なくないのだが、歩く人のスピードがゆっくりなので、非常に楽に歩くことが出来る。一本道なので人の交差が無いからというのもあるだろう。

 売られているものは、婦人服や靴下や手袋や下着など暖かグッズ。乾物、海苔、漬物、団子、まんじゅう、茶、健康食品等等……。
 どうも不思議だ。
 服飾系には格別に安いものもあるが、まんじゅうや団子などはそこまで安くも無い。そして多量の健康食品。
 観光客と、買い物客をそれぞれ満足させる仕組みになっているようだ。そして健康を追い求める客をしっかり捕まえる。
 どうも思ったより巣鴨はしたたかであるようだ。しかしのんびりも同居している。

 ぶらぶらと歩いていくと、ついにとげぬき地蔵尊、高岩寺のあたりにやってきたらしい。人がぞろぞろと折れて入っていく。
 同行者が、「あれ」と見つける。TVクルーが居る。
 しかし、どうも芸能人がいない。
 ジャンパーを着たお姉さんはどうみてもADで、あとはカメラの人だけ。映っているのはじいちゃんばあちゃん。
 回りこむと、カメラの人は「笑ってコラえて」の札を掲げていた。おお。
 一億2千万分の巣鴨を撮りに来たのだろう。
 観光客としての無防備な姿を撮られるのは恥ずかしいので、すごすごと逃げる。

 出店が並んでいて、各々健康食品や、みやげ物を売っている。こちらは完全に観光客に対してのものだ。
 妙なお守りを見つける。

ぽっくり
ぽっくり・・・

 花ポックリ足腰守り。
 すごい。
 足腰のお守りなのだが、ポックリて。「死」からすらも守ってくれる気がするし、その逆にポックリ楽に死ねる気もする。
 他のお守りにはポックリがついていなかったので、足腰に不安を抱える人の精神に向けて訴えかけるポックリなのだろう。
 あざといけどどこか憎めない。

 短い出店通りを抜けると、行列があるのに気付いた。

ミッキーはもうすぐ
AEDと行列

 何の行列だ。
 奥に「AED(自動体外式除細動器)」とあるが、AEDを目指しているのか。いやまさか。
 ステンレスの手すりで畳まれるように折り返されている行列は、まるでディズニーランドのそれである。なんのアトラクションがあるのだろうか。
 と、思っていたら、とげぬき地蔵に一目会おうとしている人のための行列だったのだ。とげぬき地蔵は、自分の体の悪い部分と対応する部分を撫でると悪い部分が治る、という地蔵である。
 折角なので同行の者と並んでみた。
「どこを撫でようか?」
「とりあえず股間を撫でておけば、いつか役に立つ気がする」等と話す。
 まぁあれだ、下ネタである。並んでいる間退屈だから仕方ないのだ。

 子供が中で退屈がっている。物珍しさで並んだ子供が手すりにぶら下がるなどして暇そうにしている。何人か(半数以上)は手すりをくぐって外に出て行く。
 それもそうか。だって君らは特に体の悪い部分とかないもんね。

 手すりの傍にも健康食品の出店がある。体の悪い人に訴えかけてくる例のしたたかさ。そこで衝撃的なマネキンに出会った。

パンクス
ぎゃああ

 怖い。
 体のツボに貼るつぼ膏のプロモーションらしい。
 でも腕とかがもげている。
 そしてそれをガムテープが留めている。
 一番彼女を治療したのは、つぼ膏ではなくガムテープだ。ガムテープ買わなきゃ。

 さまざまな商品と、時には恐怖を乗り越えて、次回ついに一行はとげぬき地蔵の元にたどり着く。

(また、次回に続きます)



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2009年12月03日

とげをぬく。猫に餌をやる老婆

前回までのあらすじ≫
 巣鴨を散策し、ついに高岩寺にたどり着いた一行。
 怖いマネキンは居たが、無事とげぬき地蔵には会えたのか?


 結果から言うと会えた。並んでいたからだ。
 ひしゃくと、お地蔵さんを撫でる用の濡れタオルが置いてある。
 まず水をかけて、濡れタオルで要所をこするのが手順だ。

 お地蔵さんは大変だ。毎日いろいろな人からひしゃくで水をかけられて、濡れタオルでこすられるのだ。僕だったら泣いてる。しかも依然はたわしでこすられていたらしい。過酷だ。
 そういう万感の思いで地蔵に触れる。ありがたい。

ハロー、とげぬき地蔵
ハロー、とげぬき地蔵(と同行の者)

 最近、知覚過敏で冷たい飲み物がアホみたいにしみるので、口と、あと昔から目が悪いので目の辺りを念入りに撫でておいた。股間も少しばかり撫でたかもしれない。頭も悪いので良く撫でておこう。
 同行者は鼻を撫でていた。いつも鼻が悪いそうだ。
 ちなみに、とげぬき地蔵は棘を抜く専門の地蔵ではない。昔に起こした奇跡の一つを名前に冠しているだけなようだ。棘が刺さった時は最寄の病院に行ってください。

 そうして我々は、高岩寺を後にした。
 折角だから、もう少し歩こうか。

 なんと言っていると、不思議な店を見つける。不思議な店ばっかりだが。

赤パンツ
でたぁーーー!

 「日本一の赤パンツ」
 何のことやらよく分からない。でもストレート。
 どうも巣鴨の広告は直球でグイグイ押してくる感じがある。

 赤いパンツが体にいい、とは松本人志が言っていたような気がする。どうも黒いパンツとかよりもメンタル的にいいらしい。
 メンタル的にいいものなら、大きな文字で書こう。受験生が「必勝」と大きく書いて壁に貼るように。そういう力強い意思がある。

 写真のおじいさんも釘付けだ。

 道行くおばあちゃん方も、「あらあら、おもしろそうね」と集団でずいずい入っていった。結構人気のようだ。

 それにしても日本一って。
 何のチャートでもって日本一だというのか。オリコンか。

ラフォーレ
若ガエル

 歩いてみると、どうやらこの辺り一帯はこのマルジというお店が占めているらしい。赤パンツはその中の別店舗であるらしい。いくつかこの辺りに集中して店舗を据えているようだ。

 ふいに同行の者が声を上げる。
「ここは原宿で言うとラフォーレ原宿なんじゃないか」

 そうか!
 ここが原宿で言ったらラフォーレ。
 渋谷で言ったら109。
 マルキューとマルジはちょっと似ている。点と点が線になった!(または、なってない)


 ラフォーレ原宿巣鴨店もあって、見るべきものは全て見た。
 そろそろ帰ろうか。

 そう思っていた我々は、思わぬ象徴的なシーンに出くわした。

 郷土館の前に、猫が居たのだ。
 照明の辺りで通りを覗いている。同行の者が近寄ると、建物の穴に入って消えてしまう。どうやら照明のスペースが猫の通り道になっているらしい。
 通り道に沿って歩いてみると、郷土館の脇で老婆が猫に餌をやっていた。猫が集まっていて、この辺りの地元猫の母らしい。
 近づいていくと、老婆はこちらも見ずに言った。

「迷惑だよ」

 ん、と思ったのだが、どうもボソボソと「迷惑だと言っているんだ」「帰ってくれ」を繰り返して言っている。取り付く島もない。
 観光客を嫌っているというよりは、人間一般に強い憎悪を持っているような口ぶりだった。誰が来ても同じ事を言いそうだ(たまたまかもしれないが)。
 ひたすらに小さく罵倒を繰り返している。

 良くないことが起こりそうなので、帰ることにした。まぁ観光客の僕らが悪い。観光向けでないところ以外は、結構観光客を疎ましく思っているのだろうし。

 帰り道、思う。
 老婆が人を憎悪するのは、以前傷ついたからではないか。辺りには実は猫避けのペットボトルが転がっていた。そういう争い以前にも色々あったような、多く風を浴びたような年季を感じる風貌だった。
 今は傷ついても、時が経てば自然に治るかもしれない。とげぬき地蔵の力を借りなくても。でも今後、致命的に傷ついた時に、もう治らないくらい固まってしまっている時が来る。
 もう固まり始めてるのかもしれない。
 あるいは誰かを傷つけたり、もう傷つけ終わっているのかもしれない。

 そういうことって、救いはあるのだろうか?

ザ・車止め
分かりやすい

 さて、分かりやすい車止めだ。
 あの出来事はきっと、分かりやすい帰るタイミングだったのだろう。

帰りはマクロス
マクロス車両で日常へ

 旅には終着点があるわけでなく、そこには代わりに老婆的存在がいて、出来事も思考も、日常に折り返されて繋がっていくのだ。そう簡単に終わるものじゃない。多少違ったとしてもそれが気難しい老婆か気のいい老婆かくらいの違いだ。
 そういう諸々を、マクロスの上で思った。

 さぁ、ちょっと飛んでくれないか、マクロス。

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2009年12月08日

日記

安心も心配もしていない

・シガーロスの音楽ばかりを、繰り返し繰り返し繰り返して聴いている。
http://www.youtube.com/watch?v=NXN_Grw05K4

・すあまを食べても、うまかったのだが想像していたほどではなかった。多分期待しすぎていたのだと思う。すあまも迷惑に感じていたろう。

・自分の絵はいろいろ欠点はあるが、総じて我ながら好きだ。だからあまり欠点が克服されない。だが(以降∞ループ)
 大分前から蛍光ピンクが気に入っている。

・座布団を焦がした。座布団を焦がして、待っていた(または待っていない)
posted by ノウノ at 01:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

にこにこぷんのケミカルブラザーズ性、またはケミカルブラザーズのにこにこぷん性

 ケミカルブラザーズのPVはいつ見てもカッコイイ。
 どれを取っても作りが洒落ているのに感心する。
■Chemical brothers - Right Here, Right Now


 個人的には下の動画も好き。

■Chemical brothers - Star Guiter
http://www.youtube.com/watch?v=DoiGDzWhTV0

 しかし、その中でも残念なPVがあって。それが次に紹介する動画だ。
 たぶんB級カンフー映画のムードを出そうとしたのだと思う。

■Chemical brothers - Get Yourself High!


 闘ってる時の演技がこう、凄く遅い。せめて早送りでも何とかならなかったのか。でもこれも作りのうちなのだろう。だからこの残念さは成功といえる。

 で、このPVはほどほどに見てもらえばいいんですよ。問題はここから。
 これをにこにこぷんの映像に差し替えたものがある。なぜかはよく分からない。分からないが、これが妙にはまっている。

■Chemical Brothers - Get Yourself High


 凄くマッチしている。かっこよくすらある。
 リズムまで何故か所々符合していて笑いを誘う。後にカッコイイ、いや、でもにこにこぷんだし、というかにこにこぷんってこんな感じだったなぁ……等と色々な思いが去来する。コメントにも外人の「これはオフィシャルの映像?」という書き込みがちらほら。間違えるよね。日本人は絶対間違えないけど、凄く、凄く気持ちは分かる。
 合致するのは何故か、いろいろ謎があるのだが、最大の謎は「なぜこのユーザーがケミカルブラザーズとにこにこぷんを合わせて見ようと思ったのか」という点ではないか。そしてその発見は90年代には到底知りえなかった情報だ。ネットって広大。
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2009年12月14日

クリスマスとホトトギスクイズ

 病気チックな絵になったけど、別にクリスマスが嫌いなわけじゃない。

漠然と幸福を望んでも、プレゼントは来ないらしい

 めでたい!(適当に)

 同じような絵ばかり描いているが、カレーを食べると毎日食べたくなるのと同じことなのだと思う(個人差があります)。

 Smoky Bubblesを延々と繰り返して聞いている。
 嫌なことを思い出さないうちに眠りに引きずり込んでくれたが、結局嫌な夢を見た。
 でも起きて曲を聴くとまた安心するのだった。

 ここでホトトギスクイズ。
 ホトト(弱そう)ギス(強そう)。果たして強いのか弱いのか。
 正解は弱い、でした。
posted by ノウノ at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

夢の中の10円玉の芸/メーン/俺のすべて

 前回も書いたが、DQをプレイしている。
 街ですれ違った人たちが、メーンと呟いている。
 すれ違った人は普通、「宝の地図」という素敵なアイテムをくれるのだが、僕のところに来るのは何故か「メーン」と書いた紙切ればかり。メーンって、メーンって、今さらだ。そして糞の役にも立たない。
 彼らは僕に一体何の恨みがあるのだろう? 悲しくなってきた。


 夢の中で、みんなでエヴァンゲリオンがロンギヌスの槍を投げるシーンを再現した。
 エヴァンゲリオンをみんなでググッと動かすと、エヴァンゲリオンの模型はいくらかの助走をつけた形で、鋭く裂くような素早さで槍を投げた。手から放たれた槍は低い放物線を描いて勢い良く鋭角に使徒の模型に突き刺さって、それを粉砕した。歓声が上がる。
 中々いい光景だった。これだから夢はやめられない。


 夢の中で、10円玉を使って一発芸をやれと命令された。
 いろいろ迷ったのだが、結局僕は「机の上の10円玉を、凄くいいものとして見つけた人の真似」をする。両手で掬い上げて、顔は輝かんばかりにして拾うのだ。
 その場では結構受けたのだが、これは本当に受けるものなのでしょうか。忘年会シーズンだが、試す勇気は無いのでもし一発芸をやらなければならない人がいたら、ぜひ試してみてください。(そして受けなくても決して文句を言わないで下さい)


 これが今月今まで僕の身に起こったことのほぼ全てである。
posted by ノウノ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月22日

ドット絵など

 ドット絵に挑戦してみました。

われらなかよし 眉はなし

 無心でポチポチとドットを打つのって結構楽しからずや。
 でも途中で行き詰まって「ああっ!(ガシャーン)」となっていた。


 ツイッター始めたんだけれど、一言「てぅうぃったー」と呟いただけであとはだんまり。フォロワーも特におらず傍から見たら完全に狂人、といった状態で放置している。どういうルールなんですか。何したら何ポイント入るんですか。誰チームと戦って、何リーグで何球団あるんですか。何ョートと何ンターを守るんですか。

 てぅうぃったー・・・


 ドットをポチポチしている間は相変わらず半永久的にシガー・ロスを聞く。
 永久に聴くに足る音楽、シガー・ロス。

■Sigur Rós - Gong Live


 ドット絵やってみて、気に留めていなかったゲームのオブジェクトなり何なりが凄く面白く見えてきたこの頃。
 ちょっとドット絵練習していこうと思います。何ンチエイリアスのかけ方など。
posted by ノウノ at 21:52| Comment(3) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

アラビアに向かって

ロバに乗って、地平線の先へ

 昨日の女の子たちを描いたら、なぜかアラビア方面に旅に行ってしまった。髪の長い子には眉毛をつけました。眉毛ついて良かったね。
 ドットもいいけど、鉛筆でザクっと描くのもやはり好き。雑すぎるけど。


 普段、あまり旅行が好きではないのだけど、夢の中でよく旅行に行く。でもすぐに帰ってしまうことが多い。昨日は新幹線に乗って京都に良く夢を見たが、京都駅についた瞬間にまた新幹線で折り返して帰ってしまった。仏像とか一回も見なかった。中国に行った夢をみたこともあって、その時もすぐ飛行機で折り返して帰ってしまうのだ。たぶん旅行より乗り物が好きなんだと思う。
 帰る理由はとても下らない「テレビが見たいから」とかだった。お前、テレビ持ってないじゃないか。ホントは旅行に行きたくないんだろう! 白状しろ!


 タバコを値上げするようだが、ひどい政策だと思う(僕はタバコを吸えないのだが)。
 健康のためという名目になっているが、タバコを吸い始める人は、多分今までと同じ理由で吸い始める。人に勧められるだとか、かっこよさそうだとか、周りがガブガブ吸っている環境だとか。そういう人たちにとっては最初は値段なんてさほどの問題ではない。
 そして身体的依存に到達してしまった人には、値段が上がろうが大した問題ではないのだ。禁酒法の時代にマフィアが高値でアルコールを捌いたように。ニコチンを求める人は高くても他を切り詰めてでも手を伸ばす。
 イメージが「高い」というものになる意外は、特に抑制の効果はない。本当に抑制しようと思ったら、分煙を徹底して、新規に吸う人を抑えるしかない。金を取れるところからとってしまおうという気持ちが見えて浅ましい。
 そういう味のするカレーを最近作りました。一口食べた瞬間、口いっぱいにそういう味が広がって、そういう気分になるのです。
posted by ノウノ at 18:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 落書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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